橋下徹 著 「実行力」の感想。気持ちいいほど整理された「リーダー論」はビジネスマンにおすすめ。

読書

どうも、yasuです。

9月に入って涼しくなってきたかと思いきや、めっちゃ暑くなった。そんな土曜日にブログを書いてます。この時期って、極力涼しい格好をしてると、飲食店に入った時に「めっちゃ寒っ!」となることもあるので難しいんですよねー。あと昼夜で気温差もありますし。

わたしが個人的に嫌いなのが、冬の「電車の暑い暖房」です。電車は基本的に外を歩ける格好で乗るのに、ガンガン温められるとむしろ暑くなります。飲食店なら上着を脱げばいいですが、電車はそんなにくつろぐ状況でもないですし(笑)。まぁわたしが暑がりなのかもしれませんね、すんません。

とまぁ前置きが長くなりましたが、今回は久々にブックレビューです。

橋下徹さんの「実行力 結果を出す仕組みの作りかた」を読みました。ハッキリしている人はいいですね。橋下さんは前から魅力的な人だなと思ってましたが、この本を読んでさらに見習いたいなと思いました。

それでは簡単にご紹介していきます。

ざっくりこんな本

橋下徹さんが大阪府知事、大阪市長として4万8千人の組織をいかに動かしてきたか、その「リーダー論」が綴られています。年上の部下や反対派の人をいかに説得して、大阪の改革を成し遂げたかという話は、ビジネスマンにはとても参考になります

わたしが特に印象に残った3点を以下に引用します。

今は、「誰もが評論家になれる時代」です。インターネットで仕入れた知識をSNSや飲み会で披露し、「こうだから、会社はダメなんだ」「だから、日本は遅れている」などと言うのは、簡単なことです。 あるべき姿を説くことも、もちろん必要。しかし、今求められているのは、そうしたあるべき姿に近づくために、手を動かし、足を動かし、脳みそに汗をかいて「実行していくこと」ではないでしょうか。

現場における実務上の問題点というものは、探せば山ほど出てきます。細かい問題点を指摘し始めたら切りがありません。実務的な問題の解決は現場に任せればいいのです。やはり、それよりも現場が気づいていない大きな問題点を探り出して、それについて現場ときちんと話し合いながら、最後は決断・判断・決定をしていくことがリーダーの役目です。

リーダーは自分の判断基準・軸を日頃から組織のメンバーに伝えておくことが必要です。そうすることで、部下たちはその判断基準・軸に沿った形で議論し、考えた案をあげてきてくれます。

 

わたしはこう思った

やっぱり橋下さんはすごいなーと、この本を読んで思いました。橋下さんに限らず、「この人すごいな」と思うことがありますが、そういった人にはだいたい共通点があります(わたし目線で)。

それは、以下の3つです。
・構造的に物事を捉えている
・自分の確固たる信条がある
・信条に基づき愚直に実行している

構造的に捉えてる人は視野が広く、時には思わぬ角度からのコメントをしてくれます。そして、自分の信条があり確実に実行している人には、自然と惹かれていきます。

橋下さんにこういった点をすごく感じました。自分の信条がある人はすごくシンプルでハッキリしてますね。そういった気持ち良さがある方だと思いました。信条があるからこそ、それが再現可能な形になっていて、人にも伝播していくのだと思います。

まとめ

以上、橋下徹 著”実行力”の感想でした。

自分の身の回りでも、すごいなーと思う人はたくさんいます。それはもちろんビジネス以外でも「ものすごい正直な人」や「人の悪口を絶対言わない人」など、それぞれですね。

今回は、久々に本を読みました。油断するとすぐサボってしまうので、意識して読んでいきたいと思います。

それでは今回はこの辺で失礼します。